Steezのウェアラブルカメラは、一般的に利用されている製品と比較してエッジデバイスが不要で、高性能かつ軽量小型であり、一体型(カメラ機能以外に通信機能やコントローラー機能も搭載)のためシンプルなウェアラブルデバイスを実現しています。一般的な製品は一体型タイプでも200g前後の重さですが、当社製品はIP67防水・防塵にも対応していながら130gと軽量で本体の厚さが23㎜と非常に薄型です。遠隔臨場に適した製品のため、現場スタッフや作業員がハンズフリーで装着して使用する際に一体型で軽量小型であることは利便性において大きなメリットになります。
(遠隔臨場とは、ウェアラブルカメラとオンライン会議システムの技術を組み合わせて、現場に行かずとも離れた場所から臨場を行うことです。これまで現場で立ち会って実施していた現場作業が本部から遠隔でオンラインでリモート化されることにより、移動時間や調整時間の削減を可能にし、現場のDX化における生産性向上などが期待されています。)
製品特徴
製品仕様
通話機能(スピーカー通話可)、手振れ補正機能、デジタルズーム機能、高画質録画機能、高画質写真撮影、IP67対応、モバイル充電対応(充電中の使用が可能)、LEDライト機能、充電式バッテリー(バッテリー取外し交換可)、ワイヤレス機能(Wi-Fi・LTE・GPS・Bluetooth・NFC)、3.1インチ背面ディスプレイ、インカメラ搭載、OSはAndroid11ベース。
VMS(映像管理システム)の活用
ウェアラブルカメラと同時に専用のVMSもリリースしました。ウェアラブルカメラにはデフォルトでVMS用のAPKをインストールしているため、本部のPCからウェアラブルカメラに接続することでライブビューア・通話・映像、過去の録画映像や写真データのダウンロード等、遠隔臨場に必要な様々な機能が利用が出来ます。さらに、マップ機能(Google MapsとBing Mapsに対応)を使えば、ウェアラブルカメラを装着している現場のスタッフや作業員の位置情報を瞬時に把握することも可能です。また、VMSはクラウド経由でPCとウェアラブルカメラを接続し連携させることが出来るため、複数台のPCまたはウェアラブルカメラを同時接続してグループトークしたりライブビューアで映像を一斉放送・視聴することが出来ます。※詳細はお問い合わせください。
画像解析AIの実装
Steezでは、画像解析AIエンジンをパッケージ化したAIサプライ製品である「Phase API」を提供しており、最短約数か月程度で低コストにAIを実装したサービスや製品の開発を提供しています。AIモデル開発に必要な工程である、「データアセスメント」「データの前処理」「モデル開発」の3つをパッケージ化して提供しており、予め目的ごと開発されたアルゴリズムのため、ウェアラブルカメラ向けにPhase APIを使ったAPKを開発することで利用シーンに合わせた画像解析AIの実装を可能にしています。