競争優位性のあるAI実装を最小限のリソースで実現するAIエンジン
Phase APIは、当社が独自に開発した画像解析AIエンジンで、具体的な用途に特化した当社が開発した4つのAIモデルをベースに、AI開発に必要な3つの工程である「データアセスメント」「データの前処理」「モデル開発」をパッケージ化してライセンスで提供します。パッケージ化したAIモデルを使うことで、最短約数か月程度の短期で低コストにクライアント企業様のAI製品やサービスの開発のご支援をします。当社のPhase APIはARM、IA、NVIDIA等の主要なアーキテクチャやOSに対応しており、クラウド環境、オンプレサーバ、PC、モバイルデバイス、専用ハードで動作することが可能で既存システムやハードにアドオンさせることも出来ます。
一般的にAIの導入にはパッケージ方式とカスタムメイド方式の2つの方法があり、パッケージ方式のAIソリューションやサービスは局所的な導入になってしまう可能性があります。さらに平準化したAI技術のため競争優位性は生まれ辛いです。また、カスタムメイド方式は作り込んだAIを実装するため競争優位性を生み出しやすいですが、その反面、顧客企業側に十分なリソースと時間とAIリテラシーが求められてしまいます。
SteezではPhase API(予め目的ごと開発されたアルゴリズムを用意)で、具体的な用途に特化したAIモデルとアルゴリズムをAPI化(ライブラリ)したソフトウェアを使い、AI3プロセスを通じてセミカスタムメイドにより最小限のリソースと時間で顧客企業のクラウドコンピューティングやIoTデバイスにAIの組込み実装(=ビルトインAI)を可能にしています。
Phase APIは深層学習で開発したAIエンジンで「ソフトウェア」と「ライセンス」からなる製品構成です。ソフトウェアは画像解析プログラムとドキュメントを提供するパッケージ製品で、ライセンスはソフトウェアの使用を許諾するものとなります。組み込みたいデバイスや搭載したいシステムの環境や構成に応じて、ソフトウェアとライセンスの購入が必要になります。
HRAPI(Human Body Recognition API)人体認証API
Technology Stack
- 人物を認識し位置情報を把握
- トラッキングで人物の移動範囲を分析
- 立ち入り禁止区域への侵入を検知
- 通行量や混雑状況をリアルタイムに把握
- 人物を認識し位置情報を把握
- 人体認識と滞留時間を測定し混雑や密集度を測定
- 顔認証と連携し同一人物の追跡
FRAPI(Face Recognition API)顔認証API
Technology Stack
- 顔の両目・口・鼻の輪郭の位置情報を特徴量をバイナリデータ化
- トラッキングしながらウォークスルー認証
- 部分隠微がある場合でも誤りを抑制する類似度計算手法による高精度認証
- 単眼カメラでも擬似3Dによるx,y,z座標で顔認識
SRAPI(Skeleton Recognition API)骨格認識API
Technology Stack
- 人物の関節位置をリアルタイムに認識
- トラッキングしながら常に行動を把握
- ジェスチャー認識による行動分析
- 危険行動や転倒を予測分析
ORAPI(Object Recognition API)物体認識API
Technology Stack
- 車両を認識し位置情報を把握
- トラッキングしながら常に移動範囲を分析
- 立ち入り禁止区域への侵入を検知
- 一定時間移動や動きがない車両の測定
- 通行量や混雑状況をリアルタイムに把握
- 検品における不良品検出
備考
- 使用にあたりソフトウェアとライセンスの両方を購入する必要があります。
- ソフトウェア毎にそれぞれライセンスが用意されています。
- ライセンスはインストールする対象のサーバ単位で必要となります。
- 仮想マシンにインストールする場合は仮想マシン単位でライセンスが必要となります。
- 有償で「導入支援サービス」「保守サービス」「アルゴリズムチューニングサービス」があります。